台湾については日本は米国との間で「日本国との平和条約」を結んでおり、2条(b) で「日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。/ Japan renounces all right, title and claim to Formosa and the Pescadores.」となっていて、これは日本政府は台湾について一切の口出しが出来ないことになっている。日本政府要人が口出しすれば「日本国との平和条約」違反となり日米間で大変な事態を引き起こすことになる。国会で国政にとって重要でない野党議員が総理大臣に日米関係上禁句の言葉を言わせようとする姿は見苦しいものである。
2:40 でジュネーブ条約、ハーグ条約、その他の国際法令を含む戦争法規のもとでは蒋介石の主張は不可能で、1945年10月25日の降伏式は米軍による日本占領を開始することを示すだけである。(占領軍は住民代表の「民政府」と平和条約を結ぶ必要がある。)
《 米軍は日本との戦争で台湾戦では99.5%を米軍が行なったと動画では述べている。早い話、蒋介石軍は中国内で共産党軍に追い回され、逃げ惑い、重慶で米軍に保護され、米軍が占領した日本領の台湾の台北市に亡命政府を設置したというだけのこと。そして中国は台湾を除いて中華人民共和国(PRC)の支配下となった。1979年には米国政府は中国を代表する政府は「PRC」ただ一つ であると認め、国連も同調して、中華民国政府は台北市に所在する亡命政府となったが、世界の殆んどの国から国家として承認されないから、国際社会ではチャイニーズ・タイペイ(台北市に設置された中華民国亡命政府)と名乗る。》3:29 でマッカーサーは台湾の占領統治を蒋介石に任せた。それは、『日本の主権』は終戦の1949年以降も1952年4月28日に『日本国との平和条約』発効まで続いたと述べている。
逆に言うといわゆる「サンフランシスコ平和条約」、つまり『日本国との平和条約』発効後は日本に主権はないと言うことか?現実には「日本国政府」は占領地の住民のいわば自治組織であり、「日本国憲法」は主権国家の憲法ではなく自治会の規約みたいなもの。大日本帝国政府と大日本帝国憲法は機能凍結中である。総理大臣の頭上には米国軍政府が君臨しているはずである。GHQ時代から存在している日米合同委員会が米軍から総理大臣への命令発信機関なのではなかろうか?その事は条約を読んで見れば解る。
1条で「(b) 連合国は、日本国及びその領水に対する日本国民の完全な主権を承認する。/ The Allied Powers recognize the full sovereignty of the Japanese people over Japan and its territorial waters. 」とあり、「 the full sovereignty / 主権」という語を使用している。更に重要なことは、領空が抜けていることである。領空の占領は解除されていないという意味が条文から読み取れる。
2条では「(b) Japan renounces all right, title and claim to Formosa and the Pescadores. / 日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。」とあるが、「すべての権利、権原及び請求権」は外務省の元キャリアに聞くと「施政権」という解釈で良いとの事だった。
話を動画に戻して、
3:46 では「日本国との平和条約」(通称名サンフランシスコ平和条約)によって米国を主要な占領国と明示。
以上の経緯から3つの重要な見解がでてくる。
① 中華民国政府は台湾軍事占領の行政当局として委任されただけの存在である。
② 1949年12月に中華民国政府/ROC が政府を台湾に移転した事は政府を中国本土の領域外に移したというだけのこと。と言うことは台湾は中国ではないと言う事になる。
③ 連合諸国は1952年に「日本国との平和条約」発効によって占領軍は解散した。しかし主要な占領国は軍事占領を継続している。中華民国亡命政府は米国占領軍の代理人というわけである。(4:50あたり)
5:00 それでは質問となる。
① 台湾は中華民国の一部ですか?
② 台湾は中華人民共和国の一部ですか?
6:54 ① 1972,1979,1982年の3つの米中共同声明において米国政府は台湾の主権状態についてハッキリ述べなかった。 ② 台湾海峡の両側に一つの中国の立場を「認識/アクノリッジ」した。 ③ 米国は中華人民共和国の主権として認めない。 ④ 米国は台湾独立を認めない。 ⑤ 米国は台湾の(法的)地位を未定であると考えている。
ここで一言。日本はいわゆる”サンフランシスコ平和条約”、正式名は「日本国との平和条約」によって台湾島、澎湖諸島、南沙諸島、西沙諸島の施政権を放棄させられた。ところが先日、中国の報道官が公式の場で”サンフランシスコ平和条約”は違法かつ無効だと述べてしまった。つまり条約の2条で明記されている台湾における日本の施政権放棄は、日本は放棄していないと中国政府が公式に認めてしまった。日本が台湾の施政権を放棄すると書いてある条約文を否定することで、1895年の下関条約で日本帰属が決まった台湾の施政権は日本に帰属するということを中国政府は確認した。
参考:㊗️20万 毛寧AIデビュー曲 「 Taiwan is not China」、 https://www.youtube.com/watch?v=n_r7yVY3KDA