1) 台湾民政府情報 2) 中国を「A1」に格下げ ーロイター記事 3) 日本銀行メール配信サービス 2017-05-25 4) 【 内閣府 】消費者マインドアンケート(試行)の6月分の実施 5) 外務省ホームページ新着情報 6) 第141回日本経済復活の会定例会のお知らせ 7) 【 NPO法人百人の会 】 総理の改憲意思に賛同 8 ) インターネット情報
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1) 台湾民政府情報
(ⅰ)
5月26日台湾民政府の公式サイトに掲載された「2017年5月25日付台湾民政府重要新聞公告」によれば、台湾民政府は6月4日に台北の総統府(旧総督府)前のケタガラン大通りで、「楽しき法理大変革デモ活動」として「台湾人国籍回復大規模デモ」を行うとのことで、そのテーマは「3月30日の米連邦高裁における判断により、中華民国が1946年1月12日以来本土台湾人の国籍を不法に日本国籍から中華民国籍に変更した事実が認定され、中華民国もその事実を認めたことを受け、本土台湾人は国際法に基づいて損害賠償を強く求め、6月28日に米連邦最高裁へ本土台湾人に対する金銭賠償を請求すべく提訴する」ことのアピールである。
今回のデモには台湾民政府の治安部隊である「黒熊部隊」を始め、台北州、新竹州、宜蘭州、台中州、台南州及び高雄州の六州等から約六千人が参加する予定となっている。 更に今月26日~27日イタリアで開催されるG7サミット及び7月ドイツで開催されるG20サミットの時期に合わせて発行される各公式特集誌において、台湾民政府が大きく取り上げられる予定であり、それらの公式特集誌は世界各国の首脳を始めとする重要人物に送付される。
台湾民政府の大規模デモは一昨年秋にも台湾の各地及び台北で行われているが、台湾民政府の基本的な主張をアピールした一昨年のデモとの違いは、その主張が既に米連邦高裁に認められたこと、その上で米連邦最高裁に損害賠償を求めていくと共に、本土台湾人の日本国籍回復を訴えていくこと、そして台湾民政府への政権委譲が近いことを今回のデモで特にアピールするという点にあるだろう。 しかもそれを旧総督府たる総統府の前で行うことには象徴的な意義があると言える。 又G7サミットの公式特集誌には昨年5月のG7伊勢志摩サミットの際にも台湾民政府が取り上げられており、それに引き続く形となる。
又、21日同じく台湾民政府の公式サイトに掲載された「2017年5月21日付台湾民政府新聞」によれば、台湾民政府が米国軍政府の授権により発行している身分証明書「台湾政府身分証」、日本で言えばマイナンバーが、6月1日から新たなデザインで発行されることになり、その効力は従来の台湾政府身分証と同一であるとのこと。 新旧の台湾政府身分証を比較してみると、最も大きく変更されているのは「地」のデザインで、記載事項には大きな変更は見らないが、台湾政府身分証は旅券に当たる「旅行証明書」・パスポートの発行に必要となるものであり、デモの開催時期と併せて考えれば今回のデザイン変更は、現時点では未発行の旅行証明書の発行とも或いは関連があるのかもしれない。
2017年5月25日付台湾民政府重要新聞公告 http://usmgtcgov.tw/forum/topics/2017-5-25
2017年5月21日付台湾民政府新聞 http://usmgtcgov.tw/forum/topics/2017-5-21
(ⅱ)
デモに関しては中華民国の蔡英文民進党政権は今回の米連邦高裁の判断において認定された事実を受け入れているとは言え、台湾内部に向けてはその事実を公表しないどころか、相変わらず何事も無いかのように振る舞っている。それでもこの総統就任後一年間の台湾内外に関する政治実績が皆無に等しいため、台湾住民からは厳しい批判に晒されており目下支持率は2割程度にまで落ちている。 当然下野して今や中国共産党の下部組織とまで揶揄される国民党はもはや選択肢にはなり得ず、このまま中華民国という体制の下にいては夢も希望もないという空気が、次第に台湾住民の間には広がっているように感じられるそうだ。
蔡英文民進党政権はもはや政権維持にしか関心が無いようなので、台湾民政府のデモはその蔡英文民進党政権に対して行うというよりは、現状に不満を抱く台湾住民に既存の中華民国という体制とは全く異なる別の体制の存在を、改めて認識させることにその目的があると思える。
蔡英文民進党政権が持つ統治権は台湾の主たる占領国の米国が代理占領者の中華民国に預けてきたものであるから、台湾民政府への統治権の移動は蔡英文民進党政権から直接台湾民政府に移る「政権移譲」ではなく、米国が蔡英文民進党政権に預けていた統治権を取り上げ、それを台湾民政府に授権する「政権委譲」となるわけである。
団地の所有者が団地の管理人を解雇して別の人を新しい管理人に据えると譬えると解り易い。
この場合米国は多分表向きはあくまで裏方に徹し、軍事面は別にしても、前面に出てくることはないではないだろうか。 外から見れば中華民国から台湾民政府に統治権の主体が変わったように見えることになり、中国国民から見ると国民党から民進党、今度は台湾民政府?またか!ゴタゴタしてるな!程度に理解するのではないだろうか。 その形が最も混乱なく台湾民政府への政権委譲を進める方法でないだろうか。 そんな風に政権交替が進んでいるように見える。
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2) 中国を「A1」に格下げ ーロイター記事
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