2012年12月
« 11月   1月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ

今後の政界の予想    : 栗原茂男

 

選挙が終わると早速日本維新の会で混乱が始まりました。

橋下氏がいきなり首班指名で石原代表でなく安倍自民党総裁に投票すると言いました。

ハッキリ言って政界素人の私でも分かるような明らかな大チョンボ。

仮に腹の中では自民と手を組むつもりがあったとしても首班指名では意地でも自分の党の代表を指名しなければならないのですが。

さらに悪いことに次々と選挙違反の摘発です。

議員、候補者に悪意がなくても政界活動の未熟さを国民に見せつけました。

かつて日本新党が新党さきがけ と合併した際に当の要職をすべて新党さきがけ が占めました。

日本新党議員は始めての国会登場で、新党さきがけ議員は一期生で先輩だと言うことだったようです。

国会議員秘書など政界をかなり知っている議員も居たには居たのですが、全く初めての人が多かったから仕方なかったのかとも思いました。

橋下新党系の人は学問的には知識があっても政界の事情を体験的に理解してなさそうな人が大半に見えます。

そして選挙違反報道が既に4名ですから、やはりでした。

このまま国会へ乗り込んでもかなりの無理があると思われます。それでも主導権を旧太陽の党に奪われたくないと思うなら、分裂しかないと思います。

そして私が入手している情報では、石原新党系と橋下新党系は分裂して石原新党系は自民党と合併の方向とのことです。

又別の方の予想では、来年の参議院選ころでしょうか?衆議院も もう一度解散だというのです。

大いにありうることだと思います。

そしてもしそうなると分裂後の石原新党は時間があるから衆参ともに議員を増やすと思われます。

来年の参議院選挙で自民党は改選を迎えるのは34議席ですから全改選数121議席のうちの73議席を取れば過半数です。

そこで何処の党がどのくらい取るかで政権の顔ぶれは違うはず。

現時点では自民83、公明19で合計102ですから過半数割れ。みんな11、日本維新3ですから与党としてはいくつもの野党と政策で協調を強いられると思われます。

その際、日本維新が分裂すると、とりあえずは橋本新党は参議院ゼロでしょうから相手にされないのでは?

石原新党が日本維新の会から出て行ったら、自民党から見ると参議院議員の居ない橋下新党にどれほど魅力を感じるでしょうか?疑問です。

むしろ衆議院だけの橋下新党は邪魔以外の何ものでもないのでは?

橋下新党系の議員はそのことが分かっていないのでは?

私の予想では日本維新が分裂し、石原新党が候補者をじっくり選定し、来年の参議院選挙で多数を当選させる。

自民党も景気を上昇させて人気をあげ、大勝する。

そのあと、自民党と石原新党で合併。そうなるとガリバー政党です。

そんな可能性をもあると感じます。

ところで肝心の経済ですが、来年の参議院選挙も経済しだい。

「もうすぐ政権」の安倍政権の経済政策ですが、ブレーンはエール大学教授の浜田宏一という学者と耳にしています。

浜田氏というのはいわゆるリフレ派。従って金融に偏る傾向の経済政策が予想されます。

しかし、新古典派でもリフレ派でもその時点で行うべき政策は大して変わらないはず。

学問を軽んずるつもりはありませんが、学者間の論争はかなり専門性が強く、通常の経済政策を論じる場合には学派の違いはほとんど関係ありません。

そういうと学者の方々は、いや!違うと、いろいろ微に入り細にわたる難しい解説をするでしょうが。

現時点で取るべき政策は財政出動して景気を上向かせ、日銀には2%や3%程度の物価上昇で金融引き締めを行わさせず、日銀法4条違反した場合に備えて罰則法を制定する。

財務省には国債発行をしても翌年から翌々年にかけて税収増となって返ってくることを説得する。

さらに、「国の借金」を気にし過ぎる財務省と日本国民には丹羽春喜博士の政府貨幣が最善の方法であることを解説する。

政府貨幣論を馬鹿にするケイザイ学者やケイザイ評論家は解らないから周囲を見回して風向きを観てハッタリを言ってるだけ。

政府貨幣論は実際には庶民は自覚なくても現実に行われている政策です。

そして政府貨幣は日本中の全部の人々が現実に使用している通貨なのです。

丹羽博士が主張するのは、政府が保有する通貨発行権を利用して国が借金をせずに、社会のお金が不足する人々にお金が回るようにせよ!というだけの話。

真面目な経済学者であればケインジアンだけでなく、新古典派でもリフレ派でも納得するはず。

もし納得しないとすればその学者は海外のどこかの勢力の回し者か、又はインチキケイザイ学者と考えて良いでしょう。

陰謀論の世界ではアメリカの圧力をしばしば遡上に載せますが、クリントン、ブッシュ時代はアメリカからの不当な圧力がありました。

日本の庶民の私でもハッキリわかるほどのバカバカしい圧力でした。

しかし、時代はオバマ政権で確実に対日経済政策は変わっています。

其の辺の理解がない人達がいまだにアメリカ陰謀論を口にしますが、そいう人たちはどれだけオバマ政権の政策を観ているのでしょうか?

TPP陰謀論なんてあまりに低レベルな論と感じます。

日本の経済政策は日本の為の政策になることが可能になるお膳立てが整いつつあると感じます。

そう感じないというならアメリカのオバマ政策を解説していただきたい。

安倍氏の経済政策ですが、実行すれば確実に景気は上昇しますし、国民はハッキリ実感すると思います。

そして多分そうなり、そうなると来年の参議員選挙は自民党の圧勝で、ついでに衆議院選挙も同時に行われるかもしれません。

. . . → Read More: 今後の政界の予想    : 栗原茂男