「史実を世界に発信する会」事務局長の茂木弘道氏からのメールです。 貼り付けます。
「史実を世界に発信する会」 http://hassin.org/ http://www.sdh-fact.com/
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『放射能を怖がるな』を『歴史通』11月号で紹介させていただきました 栗原茂男 様,
今日発売の『歴史通』11月号(WAC社)で『放射能を怖がるな』につきまして、6ページほどいただいて紹介させていただきました。添付ファイルの通りです。
なぜラッキー博士に出会うことになったのか、なぜラッキー博士の論を信用できると確信するに至ったのか、なぜラッキー論文を日本語訳して広く紹介しなければならないと考えるようになったのか、などを書きました。
ところで、なぜ『歴史通』なのかと問われれば、「放射能問題」は現代という歴史時代における重要問題である、と編集長の立林さんが判断されたものと勝手に推測する次第です。
今月号には、”日本を駄目にする「韓流」と「反原発」”というテーマで田母神さんが登場し、放射能問題について縷々語っています。 ラッキー博士のこと、ホルミシス、LNT仮説、服部禎男博士の活躍、ICRPの問題、モーリス・チュビアーナ博士が発表した「自然放射線の10万倍の線量すなわち毎時10ミリシーベルト以下の放射線であれば長時間に及ぶ放射線照射でも人体細胞はDNA修復が完璧に行われ、ガンなどの発生はない」研究成果など大変専門的なことまで、くわしく語っておられます。 (なお念のために付け加えますと、チュビアーナ博士が毎時10ミリシーベルトといっているのは、年間ではありません。長時間に及ぶを年間まで含まれるとすると何と、8万ミリシーベルトにもなってしまいます。1週間で、1700ミリシーベルトです。年間100ミリシーベルトだ、20ミリシーベルトだ、はては1ミリシーベルトだなどと言っていることが如何に馬鹿げているかよくわかるかと思います。これが最新のDNA修復研究です。)
なおこれは余談になりますが、そもそも私に最初にラッキー論文を紹介して下さったのは田中秀雄さんです。
田中さんは、例のラルフ・タウンゼントの『暗黒大陸 中国の真実』を発掘し翻訳出版しました。 また、イノベーションが経済発展の原動力という経済発展論で有名なシュンペーターの奥さんのエリザベス・シュンペーターが満州国を高く評価した大論文を書いていることを紹介したり、海外の歴史文献に非常に詳しい方ですが、何とラッキー論文まで見つけていたのでした。
最後にもう一つ余談ですが、文章の終りのところで、「これらの本を読まずにLNT仮説を主張し、低放射線有益論を否定し、放射能ゼロを目指す人々は現代の地動説信者」と書いてしまいました。
地震にやられたのか、うっかり天地をひっくり返してしまいました。 世の中には、肝心の論の中身ではなく、こうしたうっかりミスの揚げ足取りで、「茂木の論は信用ならない」などという人も出てくるかもわかりませんので、あらかじめ申し開きをした次第です。 (なおファイルでは天動説に直しておきました) 平成23年10月8日 茂木弘道拝